米韓交渉決裂、次には在日米軍縮小撤退の日程表が机の中に

米韓　防衛費分担交渉　決裂

sputnik© AFP 2019 / Jung Yeon-Je
2019年12月06日

今ここで一気に駐日アメリカ軍を撤退させるという急激な状況変化を演出しなくとも、ドル破綻宣言時には現実的撤退が一気に浮上する。

しかし、そこにある経緯も結果も、全てを時代の所為にして生きる日本人の在り様に異議を唱え、反米独立思想を貫き通して逝った三島由紀夫にとっては、国際資本の世界経営戦略がそこにある以上は全く意に沿う物ではないだろう。

それは、そこでまた新たな主が現れるだけであることを彼は知るからだ。

日本人は一体、今まで何をしてきたのか、何をして来なかったのか。

しかしその時を迎えた時もまた、母語たる日本語を破壊しながら「見ざる聞かざる言わざる」の三猿のままに、中露欧米の国際資本の奴隷と家畜としての暮らしを選ぶのだろう、そういう気がする。

残念だが、この国は今も、支配層とその奴隷たるテレビ新聞の「由らしむべし知らしむべからず」によって、身も心も「子供の国」のままなのだ。

マグニチュード99