中国 「金」の延べ棒80トン超に偽物が発覚
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『・・中国の大型宝飾品メーカー「Wuhan Kingold Jewelry(武漢金凰珠)」製造の金の延べ棒に偽物の金が使用されている事実が発覚した。・・品質保証をしたのが国営の保険会社「中国人民財産保険(PICC Property and Casualty)」だったという事実だった。・・』
2020年07月03日
1971年に当時のニクソン大統領が、いわゆるニクソン・ショックで金兌換を止め、その時からUSDアメリカドルはFRS/FRBが発行する「偽札」になったのだ。
金兌換停止はアメリカの憲法違反であるのにも拘らず、国会議員やホワイトハウスの閣僚、メディア、アメリカ人の全てがそれを無視したまま、以後の政権は、アメリカという一国の通貨ドル札を、アメリカ一国の経済力のみを裏付けにして、世界の実効的な基軸通貨として世界中にばら撒いた。
USD無しには世界経済が回らないようにし、それを以ってアメリカの意志の力を世界に及ぼす、という事だ。
つまり今のUSD信用破綻の原因は、最初のそこに秘められていた事になる。
かねてから、FRSの地下金庫には既に世界中から預託されて在るはずの金バーは数少ない、或いは一本たりとも無い、在るのは世界中の金バー全量をはるかに超える預かり証券だけだ、という話は絶えたことがない。
そして今、これと同じく何一つ確かな裏付けなしに、新たな基軸通貨としてデジタル決済が世界経済の要にされようとしている。
だが無いものは、無い。
そこにあるのは物ではなく、五感で確かめられる貨幣や紙幣とは対極にある、使用者自身が直に確かめるのを拒否する、電磁的な情報だけだ。
今までに何度も言って来たが、改めて、世界は詐欺資本主義社会だと言っておこう。