なぜナチス・ヒトラーの経歴について、欧米財閥やシオニストらとの関係をメディアでは問われることが無いのだろうか

＜書評＞ヒトラーへのメディア取材記録

古川カルロス

欧米国際資本と一言でまとめては、ナチス・ヒトラーのドイツ制覇と非・反シオニスト系ユダヤ人への迫害追放、それに続くシオニスト系ユダヤ人によるパレスチナ人への迫害追放、イスラエル建国の過程を謎解くのは無理である。

欧米国際資本内の潮流は、そのシオニスト系と非・反シオニスト系の二大潮流に数多く内在し、それぞれの経済理論、政治思想や宗教、国家主義的社会観、人種・民族的優生思想、そして極めて世俗的であり最も重要な経済利権、それらの組み合わせで様々な潮流が有機的に形成されている。

あのＪＦＫケネディ大統領の父親は、ナチスとどういう関係であったのか。

母親と離婚した父親がナチであったのに反して、反ナチ・レジスタンスの若き闘士になったのは、私が幼少期からヘプバーン！ヘプバーン！（笑）と騒いでいた大好きな女優オードリー・ヘプバーンだ。

ユダヤ人一人一人にナンバリングで管理する技術を供与したのは、あのＩＢＭだ。

自動車王のヘンリー・フォードは、ナチス・ヒトラーへ資金供与を重ねていた。

これらのナチスと欧米国際資本との関係の情報は世界中に数多とあるが、実の所、日本では書籍とインターネット上で散見される情報以外、特にテレビ新聞で日本人には今も大きく閉ざされたままなのだ。

それが彼等の大人の事情、不具合な事実というものなのである。

マグニチュード99